においに関する分析事例

更新日: 2022年3月4日
 

食品や包装資材などのにおいの差異を視覚化したり,成分を分析したりすることが可能です。

評価 項目 評価内容 装置
臭気成分 定性分析 におい成分の分離,定性分析及び物質推定 官能評価装置付きガスクロマトグラフ質量分析装置(GC/MS)
ガスクロマトグラフ(TCD,FID)
においの差異 サンプルのにおいを測定し差異・類似性を視覚化(グラフ上にマッピング)

味評価装置
香り評価装置

 

異臭分析事例

製品から異臭がする

評価項目評価内容装置
有機成分定性分析揮発性有機化合物の分離,
定性分析及び物質推定
官能評価装置付きガスクロマトグラフ質量分析装置(GC/MS)
ガスクロマトグラフ(TCD,FID)

異臭があった製品の分析事例(SPMEファイバーににおい成分を吸着させて分析)
トータルイオンクロマトグラム

官能評価(におい嗅ぎ)装置で原因と思われるピークの確認,成分の推定が可能です。

ロットごとの品質管理

加工食品の品質がロットごとに保たれているか?

評価項目評価内容装置
臭気においの差異サンプルのにおいを測定し差異・類似性を視覚化(グラフ上にマッピング)味評価装置
香り評価装置

合格品と不合格品との限界品測定による判断基準線の設定
香り評価装置による分析事例

基準線を設定し,ロットごとの香りを分析することで,客観的なOK/NGの判断が容易になります。

においの差異の視覚化事例(1)

似たような食品の香りの違いをバイヤーに識別させたい

市販されているしょう油とめんつゆの香りの主成分分析事例
香り評価装置による分析事例

売れ筋商品とマッピングすることで自社製品のポジションを客観的に示せます。

においの差異の視覚化事例(2)

匂いの違いを確認したい

仙台味噌の香り主成分分析事例
香り評価装置による分析事例

仙台味噌鑑評会の一次審査評価点総合評価の上位評価のものと下位評価のもので香りに差異があることがわかります。