産業技術総合センターの技術シーズを活用した技術支援業務を受け付けています。ご興味がありましたら相談受付フォームよりご相談ください。
感性分析「9イメージ分類法」に基づく商品開発の調査研究
感性分析手法の一つである「9イメージ分類法」はブランド戦略の立案や,商品の高付加価値化に向けた検討の際,有効な手法である。その一方,9イメージ分類法の分析結果を読み解くためには,商品開発やブランド戦
デジタルエンジニアリング技術活用によるヘルスケア製品の高度化
少子高齢化社会が社会に及ぼす影響は先進国が抱える大きな共通問題の一つとされている。日本では,このような社会的背景を元に,医療や介護・福祉を含む産業を「ヘルスケア産業」とし,経済成長の要の一つとして位
IoTを用いたモノづくり工程管理高度化のための要素技術開発
概要 近年進展著しいIoT技術やロボット技術を活用してモノづくり企業の製造工程を高度化することは,製造歩留まりと製品品質を大きく改善し得る手法として期待され,企業の競争力を高める手法として取り組みが
酸化チタンナノチューブ型ガスセンサの開発
研究テーマ名:ショットガス吹き付け方式を用いたガス濃度測定-金属酸化物多孔質体を応用したガスセンサの開発- ガスセンサの測定時間を短縮可能なガス濃度測定方法(ショットガス吹き付け方式)を新たに提案し
耐熱合金の精密加工技術開発
耐熱合金の切削加工における最適な油剤の選定を目的として,工具先端の観察と抵抗力の測定を行った。被削材を超音波で加振することによる効果は薄く,その原因の1つとして被削材と加振テーブルの固定が不十分であ
マルチマテリアルを支える異種接合界面の評価技術に関する検討
近年,自動車,航空機等の輸送機器の燃費向上や,スマートフォンをはじめとする電子機器類の携帯性向上のため,部品の小型軽量化が求められている。その手段として,部材の樹脂-金属複合化が検討されている。特に
深層学習を用いた物体認識技術の高度化
少子高齢化社会が社会に及ぼす影響は先進国が抱える大きな共通問題の一つとされている。日本では,この 産業界を中心に深層学習(Deep Learning)をはじめとしたAI技術の活用が著しい。深層学習を
機能材料中の軽元素化合物がもたらす材料特性向上・劣化に関する研究
機能材料の表面や内部に存在する酸化物・窒化物・炭化物などの軽元素化合物は,材料性能に多大な影響を与える。しかし,分析対象が軽元素であること,微量含有であることから適用可能な分析手法が限られることが多
分析支援業務のさらなる高度化
近年,工業材料及び製品の性能が飛躍的に向上していく中で,材料の構造は微小化・複雑化していき,より高度な分析支援が求められている。そのため,現在当センターが所有している分析装置だけでは今後充分な分析支
食品の香気分析・香り評価に関する技術調査
少子高齢化社会が社会に及ぼす影響は先進国が抱える大きな共通問題の一つとされている。日本では,この 当センターでは香りに関する技術支援にガスクロマトグラフ質量分析装置(GCMS),ヘッドスペースガスク
めっきプライマーインクに関する印刷プロセス研究
近年,印刷技術を応用した電子デバイス作製手法は,抵抗値が低いインクやプリンテッドエレクトロニクス用の装置開発などにより大幅な進展が見られてきている。印刷技術を用いたデバイスは,スマートフォンへの応用や
製品開発におけるMBD(1D-CAE)の活用について
モノづくりにおいて生産性向上を実現する開発手法としてモデルベース開発(MBD)が注目されている。そこで,県内企業のモノづくり支援を目的として,MBD,特にその設計段階で行われる1D-CAEの活用可能性
中小企業製造工程等におけるAI技術活用可能性に関する調査
近年,AI技術の発展・普及が進んでおり,特に製造業においては画像処理AI技術を用いた検査工程の省人化が注目されている。 当センターでは製品検査に関するAI技術を調査し,分類,検出,セグメンテーショ
鉄道レールの溶接余盛(よもり)除去装置の開発
研究テーマ名:鉄道レールの溶接余盛除去装置の開発-第二報 粗加工機と仕上げ加工機の開発- レール削正時の負荷を軽減する溶接余盛除去装置の実現を目指し,「粗加工機」と「仕上げ加工機」の開発を行った。ま
次世代強化繊維の高度利用技術の開発
令和元年度 研究報告 CNF添加による機械的特性のさらなる向上を目的に,PPへの疎水変性CNFの添加効果の定量的評価,繊維長の異なるTEMPO酸化CNFの水分散液を用いたレオロジー評価,CNFのウレ
機能性コーティング材料の開発
国立研究開発法人防災科学技術研究所雪氷防災研究センターとの共同研究により,山形県新庄市と新潟県長岡市で曝露試験を行った結果,雪質の異なる両市ともに,設置後5年経過してもワックス添加塗料を塗装した4寸
材料表面分析技術の高度化
表面の構造・組成は表面の物性・性質と関連が深く,表面構造や組成の制御が重要である。そのため,材料開発の促進や表面で発生する不具合対策を講じるためには,表面状態を正しく分析・評価することが必要である。
断面微細組織の観察・分析技術高度化のための試料作製技術の確立
断面観察は材料開発から実製品のトラブル解析まで広く用いられ,技術の高度化に伴いより高度な観察技術が求められている。高度な分析に対応するために宮城県ではEBSD解析が可能な走査型電子顕微鏡を導入してい
流体解析技術高度化のための調査
過去に対応不可能であった流体解析に関する技術相談に対応可能とすることを目的として,導入費及び保守費が不要な流体解析用のフリーソフトについて調査を行った。実現可能性があるフリーソフトを2つ選定して調査し
工業製品等からの発生ガス分析に関する調査
県内企業からのガス分析のニーズに十分対応できていない現状を踏まえ,これまで当初に寄せられた技術相談内容をもとに, 工業製品等からのアウトガス分析法について検討した。 寄せられた相談の内容は樹脂製品
プレス加工技術高度化高品質化に関する技術調査
近年,宮城県内へ高度電子機械産業や自動車関連産業の立地が進み,県内プレス加工メーカーも立地企業に向けて,新技術・新工法による提案・開発・設備導入を図り,新規顧客獲得・受注拡大に向けて,従来技術よりも
だて正夢、金のいぶきなど県産米の米粉の特徴
研究テーマ名:地域素材の良さを活かした高付加価値食品の検討 県産農産物を活かした加工品の開発支援を行うために,「だて正夢」や「金のいぶき」など新しい品種の米粉の加工特性と,キャベツの加工品ザワークラ
加工用調味料の高品質化のための調査
味噌,醤油は日本の伝統的な調味料であるが,食の多様化や食生活の変化により出荷量は減少傾向にある。その中で,一般家庭では外食・中食の利用が増え,味噌,醤油そのものではなく総菜,たれ,スープ等の加工品で
機能性ナノ粒子の開発
研究テーマ名:コアシェル構造を有した機能性ナノ粒子の開発 樹脂の断熱性向上等の産業応用において着目されている中空構造ナノ粒子の作製を試みた。中空構造ナノ粒子が,(1) コアとなるマグネタイトナノ粒子
微小形状の全周囲3次元画像計測及びデータ活用に関する研究
現在,ものづくりの開発現場・生産現場では,3次元画像計測が普及してきている。しかしながら,微小形状の3次元画像計測は,現状,1方向から計測した3次元画像計測,いわゆる2.5次元が主流であり,全周囲の
高機能PDMSのマイクロ成形・離型の検証
粘度200Pa・sのPDMSに関し,自転・公転を活用したミキシングにより,気泡が少ない状態に攪拌・脱泡でき,かつ,公転遠心力を活用した泡取りを実施することにより,さらに脱泡を高精度化出来ることを示し
未利用熱活用製品およびシステム開発
事業所等から発生する熱は未利用のまま排出されているものも多く,未利用熱活用に関心を持っている事業所はあるものの,すべての熱を有効利用できているとは言えない。そこで県内事業所が進める熱利用機器の開発に
医療販社との連携による提案型コ・メディカル製品開発
少子高齢化に伴う医療・福祉問題は世界中の先進国で抱える大きな問題の一つである。日本においても,国民が負担する医療費は増加傾向にあり,それに合わせて医療産業市場が拡大している。経済産業省は,このような社
セラミックスシンチレータに関する研究開発
近年,シンチレータに用いることができる材料が数十年ぶりに開発され,医療用検査装置のポジトロン放射断層撮影装置に利用されることが期待されているが,材料を単結晶で作らざるを得ず,生産効率と生産コストが問
DHA入り粉末魚油を用いたカマボコの香味・物性と製造技術
研究テーマ名:水産加工品における機能性油脂の安定化技術実証研究 水産加工品の高付加価値化を目指し,東北大学が開発した粉末魚油(DHAを含む油脂を安定化させた粉末)のカマボコへの添加について検討を行っ
ペプチド生成に関わる新たな麹の評価指標の探索
研究テーマ名:仙台味噌における麹等の品質管理技術の確立 長期熟成型の赤色系辛口米味噌である仙台味噌は,他の米味噌に比べ麹歩合が低く,米麹の産生する各種酵素がより呈味に影響を及ぼすものと推察される。今
各種調理機器の特徴と紹介
研究テーマ名:地域素材の良さを活かした新たな六次加工技術の検討 近年,6次産業化の取り組みが活発に進む中で,様々な調理機器が使用されている。しかし,それら調理機器を横並びで比較した検討は少なく,新し
乳酸菌を使用した機能性食品の開発可能性調査
研究テーマ名:乳酸菌機能性応用の検討 本研究では,県内企業における乳酸菌を活用した機能性表示食品開発ニーズを把握し,県内企業の機能性表示食品開発の体制作りを目的に,県内の乳酸菌利用企業について訪問調
県内シーズを活用したエネルギーハーベスティングおよびセンシングシステムの研究開発
本研究開発の目的は,宮城県内の新材料,新デバイス,技術シーズ等を活用して,工場の製造工程やインフラ劣化等のモニタリングに利用するための無線センサシステムを開発することである。 無線センサシステムの
LED照明のスイッチングノイズを対象としたEMC評価手法の確立
LED照明の普及に伴い,LED照明機器に内蔵されているスイッチング電源によるとされる電磁ノイズのEMC(Electro Magnetic Compatibility:電磁両立性)への影響が顕在化して
小型滅菌装置の高機能化と低コスト化に関する研究開発
ヘルスケア関連の感染が病院環境における深刻なリスクとなっている。そして,従来用いられてきた液体洗剤では,細菌除去が不十分,あるいは複雑形状物の洗浄が困難との報告がされている。他方,県内では,病院従事
難加工性材料の精密切削・研削加工技術の開発
自動車産業,航空機産業では,軽量化,高強度化などの理由から新素材の導入が求められている。これらの材料は概ね難加工性材料であり,高精度・高能率加工を実現する機械加工技術の開発が求められている。本研究で
複雑形状金属製品等の非破壊検査に関する技術開発
鋳造品の機械加工面に欠陥が発見されると,廃棄または補修が必要となる。加工前に非破壊で欠陥を発見できれば,無駄な工程を回避でき,不良対策にも有効である。近年,超音波による探傷結果を画像化する手法が普及
樹脂・接着剤・塗料等の硬化度評価に関する技術開発
県内企業から寄せられる樹脂・接着剤・塗料等の硬化度の分析の要望に応え,広くサービス提供する体制を構築することを目的として,新たな硬化度評価技術の検討を行った。 平成28年度は,硬化度評価技術の習得
製造現場で可能な洗浄度評価方法の開発
製造現場で可能な,簡便かつ定量的な洗浄度評価方法として,接触角法に注目した。携帯型と机上型それぞれの接触角計を用いて測定を行い,検討を行った。机上型と同様,携帯型接触角計での洗浄度の評価が可能なこと
マイクロ波減圧乾燥による新たな乾燥品の提案
研究テーマ名:施設園芸栽培の省力化・高品質化実証研究(被災地における農産物加工技術の実証研究) 被災地域の産業振興を目指して,地域農産物を利用した新たな加工品開発に取り組んだ。高付加価値化技術として
地域資源からの乳酸菌分離と商品開発支援
研究テーマ名:地域資源微生物の食品加工特性評価 発酵食品に欠かせない乳酸菌や酵母は,食品の発酵のみならず機能性成分の産生など,多くの可能性を秘めている。本研究では,これまでに乳酸菌として収集した95
宮城県産枝豆およびずんだの味・香り等の特性評価
ずんだは枝豆をすりつぶして作る宮城県をはじめとする東北地域の郷土料理として知られているが,郷土料理であるためか十分には研究されていない。そこでずんだの基礎的性状や香り,薄皮の混入比による色調について