更新日: 2025年2月4日
2025年1月28日(火)~29日(水)に、みやぎデジタルエンジニアリングセンター人材育成事業 令和6年度「パラメトリックデザイン研修」を実施しました。
本研修は、講師にFabLab SENDAI-FLAT のエンジニア大網拓真氏をお迎えし、2日間で3次元CADソフト「Rhinoceros」の無料プラグイン「Grasshopper」の基本操作を習得し、応用モデリングについても講師のデモンストレーションを基に解説しました。
研修は、講師によるオリジナルのオンライン資料を基に進めていきます。3次元CADソフト「Rhinoceros」やそのプラグイン「Grasshopper」に触れるのは初めてという方が殆どでしたが、研修講師による丁寧な解説と産業技術総合センター職員のフォローアップを受けながら、スムーズに学習することができました。
また、会場には産業技術総合センターで所有しているパラメトリックデザインに関する専門書もサンプルとしてご用意しました。今回の研修で学習する基本操作を習得すると、より高度な設計も可能になります。休憩時間中も、研修講師と受講生のみなさんが、専門書を囲んでパラメトリックデザインの実践的な応用例について議論を深めていました。
研修で習得した内容は、3Dプリンタによる製品製造やシミュレーションなど幅広く活用できます。設計担当者は勿論、これから3次元CADやパラメトリックデザインの導入を検討している方にもお勧めの内容です。
宮城県産業技術総合センターでは、今後も業務に役立つ様々な研修を開催予定ですので、是非、WEBサイトやメールマガジン「ITIMオンライン」等で情報をチェックしてください。