令和6年度「アイデアスケッチワークショップ」開催報告

更新日: 2024年10月1日
 

2024年8月27日(火)~28日(水)に、高度技術者養成研修 商品企画コース「アイデアスケッチワークショップ」を開催しました。

本研修では、アイデアとアドボカシー(=なんとか実現したいと思う気持ち)を同時に育てることができる手法「アイデアスケッチ」をグループワークで学びます。
講師には、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]小林茂教授をお迎えし、2日間でアイデアスケッチの手法と応用方法についてじっくり学びました。

研修1日目は、まずそれぞれのグループごとに架空の会社が抱える課題を設定しました。そこから、アイデアスケッチで取り組む課題をマトリクスワークシートを用いて検討していきます。

普段スケッチを描いたりする機会がないという方が殆どでしたが、講師の小林先生が説明した簡単なルールに従うだけで、頭の中に浮かんだアイデアを素早くアウトプットすることが出来るようになりました。

出揃ったアイデアスケッチをマッピングし、アイデアを実現する為にはどうすれば良いかディスカッションもおこないました。

研修2日目は、自社内のプロジェクトでアイデアスケッチを応用する方法を検討しました。1人でご参加された事業者の方からも、複数人でご参加された企業の方からも、今回の研修内容は今後の商品開発で役立つとのご感想を頂きました。

○受講者の声
・アイデアの共有や創造を効率的に行うことができ、自社の課題やプロジェクトにも活用できそうだと感じた。
・アイデアスケッチを自社で展開する際の方法も研修内で考える時間があったほか、フィードバックも貰えて有意義だった。
・アイデア出しの流れと目的がよく理解できた。職場ですぐ活用したい。

研修で習得する内容は、新商品開発や新規事業立案など幅広く活用できます。企画・開発担当者は勿論、新規採用職員の人材育成研修としてもお勧めの内容です。
次年度も開催予定ですので、是非、WEBサイトやメールマガジン「ITIMオンライン」等で情報をチェックしてください。

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