更新日: 2024年04月01日

高温対応微弱発光検出装置(HT-CLA)

特徴

  • プラスチックなど有機材料の酸化反応によって生成した過酸化物からの微弱な発光を高感度に検出することで,試料の酸化劣化度を測定することができます。
  • 赤外分光光度計(IR)など他の各評価法や引張試験,衝撃試験などの物理的評価法に比べて,酸化劣化の極初期の変化を捉えることができます。
  • JISK7351 「 プラスチックに含まれる過酸化物の微弱発光の高感度測定方法」に対応した化学発光測定装置(ケミルミネッセンスアナライザー)です。
  • 試料の加熱制御(等温測定及び昇温測定)が可能です。
  • 検出発光のスペクトル測定が可能です。
  • 雰囲気 置換が可能です。
  • 測定データの 表示,蓄積,加工 が可能なソフトウェアを備えています。

機種

東北電子産業株式会社  CLA FS3si

2011年度導入

 

カテゴリー:

料金

使用料金:

¥1,000円(1時間あたり)

研究員による支援 3,900円/時
操作法説明 3,900円/時
時間外の機器利用料は2割増となります。

施設機器の利用制限

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説明

用途

  • プラスチック,塗料,フィルム,ゴムなどの酸化劣化度の測定,安定剤・添加剤評価

主な仕様

  • 検出方式:シングルフォトンカウンティング法(単一光子計数法)
  • 検出波長域:300nm~850nm(最高感度波長 420nm)
  • 分光フィルター:330nm~700nm 波長
    20nm間隔で 20 枚
  • 雰囲気置換:窒素ガス,酸素ガス
  • 測定温度範囲:室温~ 350℃
  • 試料室:CLS 350LI

試料について

  • 測定時に,揮発性ガスの発生,溶融,変形等により試料室を汚損しないこと
    ※ 事前に熱分析等により試料の物性確認が必要です。
  • 測定可能な試料サイズ:直径18mm 以内/厚さ1.8mm 以下

データ出力

  • 記録メディア 紙,USB
  • 出力形式 CSV

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