更新日: 2024年04月01日

高分子材料コンパウンド装置

特徴

・基材とするプラスチックと、異種のプラスチックやエラストマー・各種フィラー・添加剤等を溶融・混練・押出・ペレタイズすることにより、従前にない高い機能・性能を備えたプラスチック系複合材料を作製する装置です。
・高トルク機であること、強混練・弱混練が可能なスクリュエレメント構成、サイドフィーダ付属といった仕様により、様々な材料組成、混練条件に対応可能です。
・試験機としては大きな吐出量を確保しているので、次工程の成形試作への展開も容易です。

 

機種

東芝機械(株)
超高トルク二軸混練押出機
TEM-26SX

2013年度購入

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料金

使用料金:

¥3,500円(1時間あたり)

研究員による支援 3,900円/時
操作法説明 3,900円/時
時間外の機器利用料は2割増となります。

施設機器の利用制限

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説明

用途

  • プラスチック系複合材料のペレタイズ

スペック・付属品等

  • スクリュ
    • 同方向回転二軸
    • 径:26 mm
    • L/D:48.5
    • 最高回転数:1100 rpm
    • 最高許容トルク:250 Nm
  • 使用温度:常温~350 ℃
  • 重量式フィーダ
    • 主原料(ペレット用:4~20㎏/h)
    • 副原料(粉体用:0.6~3㎏/h)
    • 副原料はサイドフィーダからの投入が可能
  • ダイス
    • ストランドダイ(2穴)

注意事項

  • 混練を希望する全ての材料について、以下の資料を提出してください。
    • 商材名のほか、特に構成物質名、含有割合、融点、沸点、分解点、粒径分布、硬度等、安全な取り扱い範囲が判断できる資料
    • 材料メーカーが発行している加工条件表、取扱上の注意事項等
  • 作業者の安全及び機器・室環境の保全のため、特に以下に類する材料の混練はお断りします。
    • 人体又は機械に対し有害な物質が発生する材料(塩素系材料、フッ素系材料、一部難燃剤、一部バイオマス系材料等)
    • 粉塵が発生する材料
    • 高硬度充填材を含有する材料
    • 充填材含量の大きい材料
    • 清掃が困難な材料
  • 加工により発生する廃材等は全て持ち帰りください。
  • 使用中、一人以上は必ず装置についていることが必要です。

 

平成25年度公益財団法人JKA 補助
JKA

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