概要
本研修では、アイデアとアドボカシー(=なんとか実現したいと思う気持ち)を同時に育てることができる手法「アイデアスケッチ」をグループワークで学びます。新しいプロジェクトを始める時、新しい商品を開発する時、「たくさんアイデアを出したのに、結局実現には結びつかなかった」といった経験をしたことはありませんか?アイデアをたくさん出すことも大切ですが、生まれたアイデアを実現させる為には、アイデア出しの段階で周囲を十分に巻き込んでいくことがとても重要です。研修は、自社内のプロジェクトで応用する際のイメージを湧き易くする為に、グループワーク形式で効率的かつ実践的におこないます。研修で習得した内容は、新商品開発や新規事業立案など幅広く活用できます。企画・開発担当者は勿論、新規採用職員の人材育成研修としてもお勧めの内容です。皆様のご受講をお待ちしております。
本研修で学ぶ「アイデアスケッチ」とは?
わずか数分で理解できる簡単なルールに従うだけで、絵の得意・不得意に関係なく、頭の中に浮かんだアイデアをスケッチとして表現できる手法を学びます。この手法により、アイデアを素早く共有して発展させつつ、なんとか実現したいと思う気持ちを育てることができます。
こんな方々にお勧めの研修です
・アイデアが活発に生まれやすくなる雰囲気づくりや出てきたアイデアを育てる方法を知りたい。
・チーム全員の「アイデアを実現したい」という気持ちも同時に引き出したい。
・頭の中のアイデアをスケッチして相手に素早く共有する方法を知りたい。
プログラム
日時:2024年8月27日(火) 9:30~15:30、8月28日(水) 9:30~12:30
会場:宮城県産業技術総合センター 大会議室
研修1日目
9:00~9:30 受付
9:30~12:00
・はじめに:研修のねらい、研修講師の紹介
・アイデアスケッチ:スケッチの描き方解説、スケッチの実践
・課題の共有とデザインチャレンジの設定:デザインチャレンジの設定(グループワーク)
12:00~13:00 昼休憩
13:00~15:30
・アイデアスケッチのマッピング:アイデアのマッピング、投票、ディスカッション(グループワーク)
・まとめ:ワークショップの設計意図などに関する解説、質疑応答
15:30~16:00
・個別相談会:研修講師およびセンター職員による個別相談会 ※参加自由
研修2日目
9:00~9:30 受付
9:30~12:30
・はじめに:1日目の研修内容のおさらい、質疑応答
・研修内容を社内展開するにあたって:ディスカッション
・まとめ:アイデアスケッチの応用、事例紹介
12:30~13:00
・個別相談会:研修講師およびセンター職員による個別相談会 ※参加自由
★研修2日目には、研修会場にて講師を囲んでの昼食会を実施いたします。
自社の商品開発についてのお悩みや講師への質問・相談など、ざっくばらんにお話出来る機会ですので是非お気軽にご参加ください。(※参加自由)
昨年度の研修開催の様子
普段スケッチを描いたりする機会がないという方が殆どでしたが、講師の小林先生が説明した簡単なルールに従うだけで、頭の中に浮かんだアイデアを素早くアウトプットすることが出来るようになりました。自社内のプロジェクトで応用する際のイメージを湧き易くする為に、研修はグループワーク形式で効率的かつ実践的に学習していきました。また、出揃ったアイデアスケッチをマッピングし、アイデアを実現する為にはどうすれば良いかディスカッションもおこないました。
研修講師
博士(メディアデザイン学・慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)。オープンソースハードウェアとデジタルファブリケーションを活用し、多様なスキルや視点、経験を持つ人々が共にイノベーションを創出するための方法論や、その過程で生まれる知的財産を扱うのに適切なルールを探求。岐阜県大垣市において隔年で開催しているメイカームーブメントの祭典「Ogaki Mini Maker Faire」では2014年より総合ディレクターを担当。
- 情報科学芸術大学院大学 [IAMAS] 教員紹介 https://www.iamas.ac.jp/faculty/shigeru_kobayashi/
- 岐阜イノベーション工房 https://sites.google.com/iamas.ac.jp/gifu-innovation-workshop/home
<研修参考図書>
アイデアスケッチ アイデアを〈醸成〉するためのワークショップ実践ガイド
http://www.bnn.co.jp/books/8887/
ISBN:978-4-8025-1072-1
定価:本体2,300円+税
仕様:B5判変型/144ページ
発売日:2017年10月20日
著者:James Gibson、小林 茂、鈴木宣也、赤羽 亨
デザイン:田中佐季
お申し込み
下記より受講申込書をダウンロードし,必要事項を記入した上で,下記までメールまたはFAXにてお申込ください。
研修案内チラシ・受講申込書 (受講申込書のみ)
定員になり次第申し込みを終了させていただきます。
受講料の納付方法について
受講決定時に送付する納入通知書により、金融機関窓口で納期限までにお支払いください。
取扱金融機関:七十七銀行・仙台銀行・みずほ銀行・三菱UFJ 銀行・三井住友銀行 ほか
詳しくは県ホームページからご確認頂けます。 https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/kaikei/siteikin.html
金融機関窓口以外でのお支払いはお受けできませんので御了承ください。
FAXでのお申込み
メールでのお申込み
メールでも受付けております。メールの件名を「アイデアスケッチワークショップ申し込み」とし,申込書を添付して,下記まで送信してください。
宮城県産業技術総合センター 企画・事業推進部 商品開発支援班お問い合わせ
TEL:022-377-8700
相談受付フォーム
E-mail: kensyu@mit.pref.miyagi.jp