概要
近年DX化が進められ、ものづくり企業の現場では目視で行っていた外観検査を、AIにより自動化する取り組みが行われています。外観検査へのAI導入には、AIツールを活用するだけではなく、対象物を有効的に撮影することも必要となります。 そこで宮城県産業技術総合センターでは、自社内にはじめて外観検査を導入したいと考えている方、外観検査に興味があるが具体的な方法が分からない方を対象としたAI外観検査ハンズオンセミナーを開催いたします。本セミナーでは、実際に手を動かしながら対象物を撮影し、AIツールを操作していただくハンズオン形式を取っています。外観検査のDX化を体感していただける内容になっておりますので、是非御活用ください。
【開催報告】
令和5年10月19日(木)、20日(金)に開催し、6社12名【満席】の方にご参加いただきました。セミナー1日目に撮像技術、2日目にAIツールについて学び、外観検査における撮像の重要性やAIツールの実際の操作など体験していただきました。特に撮像については、実際にカメラ・照明等の条件を変更することで見え方が異なることをハンズオン形式で体感していただき、大変ご好評となりました。ご参加いただき、ありがとうございました。
実施要領
- パンフレット(受講申込表)のダウンロードはこちらから
- 日 時:令和5年10月19日(木)、20日(金) 10:00~16:00(9:30受付開始)
- 2日間、別々の学習内容です。通しで受講いただきます。
- 講 師:大澤 茂 氏、森川 裕也 氏(シーシーエス株式会社)
- 会 場:宮城県産業技術総合センター 大会議室 (交通アクセス)
- セミナー初日は、産業技術総合センターセミナー受付までおいでください。
- 受講料:無料
- 定 員:10名(5社まで)
- 機材の関係上、原則1社2名でご参加ください。
- 主 催:宮城県産業技術総合センター
- 対象者: 外観検査AIの導入にご興味のある県内製造業等にお勤めの方(社会人)
- 前提知識: パソコン操作(windows PC)が可能な方
- その他: ご希望の方は、10月19日(木)終了後(16:00~16:30)身の丈DXラボの見学を行います。
プログラム
- 1日目(撮像編)
- 人の目と機械の目の違い
- 光源色と物体色
- ライティング方法の基本と特徴抽出手法
- AI学習に必要な画像撮影
- 2日目(AI編)
- AIの概要説明
- AIパッケージツールの概要説明と操作方法取得
- AIパッケージツールによる学習および推論
お申し込み
定員に達したため、募集を終了しました。
受講、申し込みにあたってのQ&A
- Q:宮城県外の会社でも受講可能ですか?
- A:はい。可能です。詳しくはお問い合わせください。
- Q:申し込んだ人が急に行けなくなった場合、代理で社内の他の人が受講することは可能ですか?
- A:はい。可能です。その場合は受講日前日までに連絡をお願いいたします。
お問い合わせ
宮城県産業技術総合センター 機械電子情報技術部 情報技術開発班
〒981-3206 仙台市泉区明通2丁目2番地
TEL:022-377-8700
相談受付フォーム
E-mail: miyagi-aiiot@pref.miyagi.lg.jp