概要
本研修では、地域企業におけるブランディングに必要と思われる「デザイン思考」の基礎知識と実践方法を、事例紹介とミニ・ワークショップを通して学んでいきます。事例紹介では、講師の成功体験や失敗談などをおりまぜながら、デザイン思考を業務やビジネスに活用するための基本ステップをご紹介します。
本研修のハイライトとなるミニ・ワークショップは、参加者の皆様と一緒に、グループで仮想の課題(地域企業における典型的課題)にデザイン思考の視点で取り組み、デザイン思考の具体的な活用方法を実践的に学んでいく内容となっております。はじめて「デザイン思考」を聞いた方も、「デザイン思考」を学び直したい方も、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
デザイン思考とは?
商品やサービスを使うユーザーの立場で物事を考える手法。既存の商品やサービスをより良いものにしたり、顧客ニーズにあったアイデアを発想することに向いています。
本研修で学べる内容
1. デザイン思考の基礎(20分)
最近話題となっている「デザイン思考」についての基本的な概念や手法についてわかりやすく解説し、その必要性についての理解を深めます。
2. 事例で学ぶデザイン思考(30分)
過去の事例通じて、デザイン思考の重要性と実践的なメリットをご紹介いたします。リアルな事例からデザイン思考を学び、自身の業務やビジネスにどのように活かせるかを学んでいきます。
3. ミニ・ワークショップ(60分)
参加者同士で協力し、デザイン思考を実践するグループワークです。地方の中小企業の商品開発における代表的な課題を設定し、グループでその課題を解決するアイデアをデザイン思考を通じて考えていきます。講師が個別にサポートし、実践的なスキルを身につける場となります。また、グループワークは講師オリジナルのワークシートを活用して進行しますので、はじめての方でも分かりやすく、安心して取り組める内容となっています。
スケジュール
- 14:00 開場/受付開始
- 14:30 研修開始
- 15:20 休憩
- 15:30 ミニ・ワークショップ
- 16:30 研修終了/名刺交換
- 17:00 閉場
講師
株式会社スティーブアスタリスク 太田 伸志 氏 |
1977年宮城県生まれ。東北学院大学経済学部卒。クリエイティブカンパニー、株式会社スティーブアスタリスク代表取締役社長。自身は宮城県丸森町に在住しながら、東京・銀座を拠点とするSteve* TOKYO OFFICE、東北・山形を拠点とするSteve* CREATIVE LOUNGEを展開。15年以上にわたりクリエイティブディレクターとして、サッポロビール、SONY、資生堂、HONDA、Canonをはじめ、数々の大手企業のブランディング企画に携わる。また、武蔵野美術大学、専修大学、東北学院大学、東北芸術工科大学の講師を歴任するなど大学や研究機関との連携や、仙台市の公⺠連携検討会の委員を務めるなど街づくりにも力を入れている。2023年から県内自治体初となる丸森町のクリエイティブディレクターも兼務。
作家、唎酒師としても活動中。 『大福くん』アニメ脚本執筆。 『日本酒男子の ルール』連載。七十七銀行 『大学で教えてくれないことは東北の居酒屋が答えをくれる』連載。 河北新報『紙面センサー』連載。丸森町広報誌・広報まるもり『丸森時間差遺産』連載。文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品、グッドデザイン賞、ACC賞をはじめ、受賞経験多数。
株式会社スティーブアスタリスク(企業ホームページ)
note|太田伸志
丸森町|包括連携協定のおしらせ
会場
宮城県産業技術総合センター 大会議室(1階)
〒981-3206 宮城県仙台市泉区明通2丁目2番地
https://www.mit.pref.miyagi.jp/
参加費
無料
受講対象者
- 宮城県内の企業(食品関連/工業/IT等)の方々。
- 商工会議所の地域振興担当の方々。
- その他、デザイン思考や地域における商品開発に興味がある方々。
お申し込み方法
こちらのフォームより必要事項をご記入の上、お申し込み下さい。
主催
宮城県産業技術総合センター
後援
仙台市
お問い合わせ
宮城県産業技術総合センター 企画・事業推進部 商品開発支援班
TEL:022-377-8700
相談受付フォーム
E-mail: kensyu@mit.pref.miyagi.jp