概要
宮城県産業技術総合センターでは、組込みソフトウェア開発者の方を対象に「リアルタイムOS入門研修」を開催いたします。本研修は、オンライン研修として実施します。
本研修では、リアルタイムOS導入時の考え方、プログラミング方法を学習し、これからリアルタイムOS上でプログラムを開発しようとする方に最適です。マルチタスク・プログラミングの考え方は、実装のみならず設計工程においても基本知識として有用です。
(広く普及しているμITRON4.0仕様リアルタイムOSを題材とします。)
実習は仮想ハードウェア(シミュレータ)上で行い、演習プログラムを配付しますので、受講後も継続して学習できます。
実施要領
- パンフレット(受講案内書)のダウンロードはこちらから
- 日 時:令和6年7月10日(水)、11日(木) 10:00~16:30(9:30から受付開始)
- 2日間,別々の学習内容です。通しで受講いただきます。
- 講 師:宮城県産業技術総合センター 職員
- 会 場:オンライン開催
- 受講料:3,700円/人(適格請求書(インボイス)の発行について)
- 目 的:リアルタイムOSの基本的な考え方,プログラミング方法を学習する。
- 主 催:宮城県産業技術総合センター
- 対象者: 組込みソフトウェア開発者の方(社会人)
- 前提知識:C言語による組込みシステムの開発経験(2年程度)
- 申込締切:令和6年6月7日(金)(必着)
プログラム
- RTOSの基礎
- リアルタイムOSとは?
- リアルタイムOSの利用のメリットとデメリット
- リアルタイムOSの同期通信機能
- 開発環境の確認
- ITRON
- ITRON仕様
- ITRONの同期・通信機能
- ITRON基本プログラミング実習
- 実行・開発環境の使用方法
- タスク生成方法
- デバッグ方法
- マルチタスクプログラミング
- 周期ハンドラ
- 割込みハンドラ
- ITRON同期・通信機能プログラミング実習
- セマフォによる排他制御
- イベントフラグ, データキューによる事象通知
お申し込み
受講を希望される方は,下記の受講申込書に記名・押印いただき,締切日までに到着するように,郵送にてお申し込みください。
- 受講申込書のダウンロードはこちら
- 申込締切:令和6年6月7日(金)(必着)
- 送付先
- 〒981-3206 仙台市泉区明通2丁目2番地
- 宮城県産業技術総合センター 機械電子情報技術部 電子応用技術開発班 担当:今井
注意事項
- 受講申込書の代表者の欄には、法人にあっては、法人の名称、主たる事業所の代表者氏名をご記入の上、代表者印(社判等)を押印ください。
- 社判の押印が難しい場合は、受講者ご本人ではなく上長の方のお名前の印(日付の入ったデータ印、シャチハタは除きます。)を押印願います。その場合、代表者欄にその方の
- 所属(例:〇〇事業部△△部××課)
- 役職(部長、課長、マネージャー等)
- お名前(フルネーム) もご記入ください。
- 受講が決定した場合、受講決定通知書及び受講料納入通知書(振込用紙)を送付します。受講料を所定の金融機関(ただし、ゆうちょ銀行を除く。)にて、納入通知書に記載の期日までに納付してください。
受講,申し込みにあたってのQ&A
- Q:宮城県外の会社でも受講可能ですか?
- A:はい。可能です。詳しくはお問い合わせください。
- Q:有料研修の受講申込書の代表者印はどのような印が使用できますか?
- A:法人名(企業名)が入った印を押印してください。
- Q:申込の後,支払いなどはどのようにすればいいのですか?
- A:申込締切日後,1週間から10日後くらいに申込者様宛に「受講決定通知書」と「受講料納入通知書(振込用紙)」を送付します。所定の金融機関にて,納入期限までにお支払いください。(宮城県外の方は,お近くに取扱い金融機関があるかこちらのリンク先にてご確認ください。ただし,ゆうちょ銀行では取扱いできません。) 尚,「受講決定通知書」の受け取り後のキャンセルはできませんのでご注意ください。
- Q:申し込んだ人が急に行けなくなった場合,代理で社内の他の人が受講することは可能ですか?
- A:はい。可能です。その場合は受講日前日までに連絡をお願いいたします。
- Q:受講料の支払いが社内経理の都合上,期日までには振り込めない場合はどうすれば良いですか?
- A:振込期日までに必ず事前に連絡をお願いします。
受講について
オンラインセミナー配信システムZoom
- 実習のサポートを円滑に行うため,受講者のツール操作画面を講師や他の受講者と共有していただきます。
教材
名古屋大学 大学院情報学研究科附属組込みシステム研究センター(NCES)の公開教材「組込みプログラミング初級」(RL78)(シミュレータ対応)(10章~12章)を使用します。講義内容の事前確認,予習などに御活用ください。
- マイコン:RL78(ルネサスエレクトロニクス社製)
- 開発環境:CS+
実習用パソコンについて
開発ツールの評価版をインストールしたパソコン(Windows10以降)をご準備ください。ツールのインストール方法については、申込み受付後、別途、ご連絡いたします。また、ディスプレイが複数あると、より快適に受講いただけます。(Zoom用と実習用)
本イベントはオンライン会議システムZoomを使い開催いたします。WEBカメラとマイクをご準備の上ご参加ください。オンライン研修・セミナーについて
Zoomの事前準備
注意事項
お問い合わせ
宮城県産業技術総合センター 機械電子情報技術部 電子応用技術開発班
担当:今井
TEL:022-377-8700
E-mail: kumikomi@pref.miyagi.lg.jp