概要
IoTの普及により,これまでスタンドアロンで動作していた組込みシステムの多くがネットワークに接続されるようになり,セキュリティの確保がますます重要になっています。しかし,コストや消費電力,処理性能の制約から,IoTの末端(センサーノード)までセキュリティ機能を実装するには様々な困難が伴います。
本セミナーでは,組込みシステムで広く用いられているArmファミリーの中でも低消費電力タイプのマイクロ・コントローラであるArmv8-Mアーキテクチャの概要とそのセキュリティ機能についてご紹介いたします。
製品開発の方針策定に当たっての情報収集や,製品のコストダウン/機能アップに向けたマイコンの比較検討,またArmコア・マイコンに取り組むきっかけとして,この機会を是非ご活用ください。
オンラインセミナーについて
本セミナーは,インターネット環境が整っていれば,自社内または自宅等での受講が可能なオンラインセミナーです。インターネットを通じて,講義の受講だけでなく,講師への質問なども行う事ができます。これまで,距離や時間の問題で,当センターのセミナー受講が難しかった方でも,技術を学んでいただけます。
- セミナー内容の録画・録音はご遠慮ください。
実施要領
- 日 時:令和5年1月26日(木) 14:00~16:30(13:30受付開始)
- 講 師:森本 登志子 氏(株式会社DTSインサイト)
- 会 場:
- オンラインセミナー配信システム「Zoom」を使ってライブ配信します。
- Zoomの利用に必要な環境・要件等はZoomのサイトをご覧ください。
- 接続方法に関する個別対応はいたしかねますので,各自ご準備をお願いいたします。
- 定 員:30名
- 受講料:無料(事前申込制)
- 主 催:宮城県産業技術総合センター
- 目 的:Armv8-Mのセキュリティ拡張を学習する。
- 対象者:組込みシステム開発者の方(社会人)
- 本セミナーは開発者向けの内容となっております。ユーザー向けではありませんので,ご注意ください。
- 前提知識:
- マイコンについて基礎的な理解,C言語,組込みシステムの基礎的な知識
- 必須ではありませんが Armv7-M または Armv6-Mの基礎的な知識があるとより理解しやすい内容となっています。
- 申込締切:令和5年1月19日(木)
プログラム
- Armv8-M Mainlineプログラマーズモデル
- Armv8-Mプロファイルの概要
- データタイプ
- コアレジスタ
- モード、特権、スタック
- 例外
- 命令セットの概要
- プログラミング標準規格
- Armv8-M Mainlineセキュリティ拡張(抜粋)
- 概要
- メモリコンフィギュレーション
- 関数呼び出し
- 例外
(昨年度に実施した「Armマイコン・セミナー」と同様の内容です。)
お申し込み
下記のWebサイトの申込みフォームより,お申し込みください。
- 申込みフォーム(ZoomWebinar登録ページが開きます)
申込み先及び問合せ先
〒981-3206 仙台市泉区明通2丁目2番地
宮城県産業技術総合センター 機械電子情報技術部 情報技術開発班 担当:今井
TEL:022-377-8700 FAX:022-377-8712
電子メール:mest@mit.pref.miyagi.jp
(スパムメール防止のため,アットマーク(@)を全角にしております。半角(@)に書き換えてご使用ください。)
宮城県産業技術総合センター 機械電子情報技術部 情報技術開発班 担当:今井
TEL:022-377-8700 FAX:022-377-8712
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