概要
本研修では、アイデアとアドボカシー(=なんとか実現したいと思う気持ち)を同時に醸成する手法「アイデアスケッチ」をグループワークで学びます。「たくさんアイデアを出したのに、結局商品開発には結びつかなかった」といった経験をしたことはありませんか?その原因は、アイデア出しの段階に必要な人々を十分に巻き込めていなかったことにあるかもしれません。研修は、オンライン会議システム「Zoom」とオンラインホワイトボード「Miro」を使ったグループワークにより、効率的且つ実践的に行います。研修で習得した内容は、新商品開発や新規事業立案など幅広く活用できます。商品開発に関わる方から経営者の方まで、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
本研修で学ぶ「アイデアスケッチ」とは?
わずか数分で理解できる簡単なルールに従うだけで、絵の得意・不得意に関係なく、頭の中に浮かんだアイデアをスケッチとして表現できる手法を学びます。この手法により、アイデアを素早く共有して発展させつつ、なんとか実現したいと思う気持ちを醸成できます。
プログラム
日時:2023年2月16日(木)
会場:Zoomとmiroによるオンライン開催。
プログラム:
10:00~12:00
・はじめに:研修のねらい,研修講師の紹介
・アイデアスケッチ:スケッチの描き方解説,スケッチの実践
・課題の共有とデザインチャレンジの設定:デザインチャレンジの設定(グループワーク)
・マトリクスの作成:マトリクスの解説と実践(グループワーク)
12:00~13:30 昼休憩
13:30~16:00
・アイデアスケッチのマッピング:アイデアのマッピング,投票,ディスカッション(グループワーク)
・まとめ:ワークショップの設計意図などに関する解説,質疑応答
16:00~17:00
・個別相談会:研修講師およびセンター職員による個別相談会 ※参加自由
研修で使うツール「miro」について
本研修ではZoomとオンラインホワイトボード「miro」を使って進行します。研修日前に別途「Zoomおよびmiro 事前操作講習会」を実施いたしますのでご参加ください。
- 「miro」の操作方法はこちらの資料をご覧ください。miro簡単操作マニュアル
- 「miro」のお試しページはこちらからご覧いただけます。アイデアスケッチWS miroサンプルページ(閲覧のみ)
研修講師
博士(メディアデザイン学)。オープンソースハードウェアとデジタルファブリケーションを活用し、多様なスキルや視点、経験を持つ人々が共にイノベーションを創出するための方法論や、その過程で生まれる知的財産を扱うのに適切なルールを探求。岐阜県大垣市において2010 年より隔年で開催しているメイカームーブメントの祭典「Ogaki MiniMaker Faire」では総合ディレクターを担当。
- 情報科学芸術大学院大学 [IAMAS] 教員紹介 https://www.iamas.ac.jp/faculty/shigeru_kobayashi/
- 岐阜イノベーション工房 https://sites.google.com/iamas.ac.jp/gifu-innovation-workshop/home
<研修参考図書>
アイデアスケッチ アイデアを〈醸成〉するためのワークショップ実践ガイド
http://www.bnn.co.jp/books/8887/
ISBN:978-4-8025-1072-1
定価:本体2,300円+税
仕様:B5判変型/144ページ
発売日:2017年10月20日
著者:James Gibson、小林 茂、鈴木宣也、赤羽 亨
デザイン:田中佐季
お申し込み
こちらから受講申込書をダウンロードし,必要事項を記入した上で,下記までメールまたはFAXにてお申込ください。
研修案内チラシ・受講申込書
定員になり次第申し込みを終了させていただきます。
FAXでのお申込み
メールでのお申込み
メールでも受付けております。メールの件名を「アイデアスケッチワークショップ申し込み」とし,申込書を添付して,下記まで送信してください。
宮城県産業技術総合センター 企画・事業推進部 商品開発支援班お問い合わせ
TEL:022-377-8700
相談受付フォーム
E-mail: kensyu@mit.pref.miyagi.jp