更新日: 2024年1月4日
競輪の収益を財源とした公益財団法人JKAの平成30年度「公設工業試験研究所の設備拡充補助事業」により設備の拡充をおこないました。
- 補助事業の概要
- 事業の目的
宮城県では,自動車や電子機械関連産業の集積が進んでいますが,これらの製品には高度な品質保証が求められています。また,農林水産や食品分野においても,安全・安心を求める声の高まりを受け,品質保証が重要性を増しています。これに対し,県内企業が素早く,確実に対応するための体制構築が課題となっています。
そこで,品質保証や改善,製品開発の礎となる元素分析装置を宮城県産業技術総合センターに導入し,地域企業の活動をサポートします。 - 実施内容
試料の含有元素の種類と比率を迅速・高精度に測定可能な「波長分散型蛍光X線分析装置装置」を宮城県産業技術総合センターに導入しました。本装置では,金属,セラミックおよびプラスチックに加え,有機物や液体等も測定が可能です。このため,工業だけでなく,農林水産や食品製造業における品質改善活動,製品開発に御利用いただけます。また,自動試料前処理装置と組み合わせて使用することで,手軽で迅速な測定が可能です。
- 事業の目的
- 予想される事業実施効果
- 品質保証,製品開発時における技術力向上
- 材料,製品に対する有害元素有無の評価
- 材料,製品仕様に対する相違評価
- 本事業により導入した設備
名称 波長分散型蛍光X線分析装置 形式 ZSX PrimusIV メーカー名 株式会社リガク 外観 - お問合せ先
担当者 材料開発・分析技術部 環境プロセス応用班
TEL 022-377-8700(代)
FAX 022-377-8712
E-Mail soudan-itim@mit.pref.miyagi.lg.jp