平成22年度公設工業試験研究所の設備拡充補助事業について(圧縮試験機)

更新日: 2022年3月4日
 
  1. 事業の概要 競輪の収益を財源とした(財)JKA(現:公益財団法人JKA)の平成22年度「公設工業試験研究所の設備拡充補助事業」により設備の拡充をおこないました。
  2. 補助事業の概要

     本県は、自動車・高度電子機械関連産業を中心とした製造業の振興を最優先課題として取り組み、その中で、宮城県産業技術総合センターは、機械工業をはじめとする県内企業の製品特性を保証するため、中立公正な県立試験研究機関として、試験成績書を発行するという基盤的活動を行っています。

    しかしながら、圧縮試験機は老朽化が進み、いつ故障してもおかしくない、故障しても修理できないという環境で、試験は行われていました。今回、既存の機器を新型機器へ更新したことで、今後も試験業務を通じて、地域の中小機械工業の振興に寄与するものであります。

  3. 予想される事業実施効果工業材料及び製品の試験を、今後も継続して行うことできるようになり、県内中小機械工業の生産技術力向上及び新製品開発支援に、大いに役立つことが予想されます。
  4. 本事業により導入した設備圧縮試験機
    設置場所【宮城県産業技術総合センター】
    各種工業材料や製品の圧縮強度を測定する装置。
  5. 機器概要
    • 圧縮試験機
      メーカー名 (株)東京試験機
      型式 AC-2000SIII

      負荷本体 計測制御装置

    • 機器の特徴
      • JIS B 7721 0.5級合格品、最大荷重2000kN、オートレンジ切換え機能
      • 付属品
        JIS A 1106用治具、JISA1108用治具、JISA1113・5003・5006用治具機器概要

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宮城県産業技術総合センター 企画・事業推進部 基盤技術高度化支援班
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