更新日: 2022年3月17日
近年,宮城県内へ高度電子機械産業や自動車関連産業の立地が進み,県内プレス加工メーカーも立地企業に向けて,新技術・新工法による提案・開発・設備導入を図り,新規顧客獲得・受注拡大に向けて,従来技術よりも高度なあるいは自社で過去取り組んでこなかったプレス加工(絞り加工・閉塞鍛造加工・薄板加工など)製品の開発に取り組んでいる。
プレス製品の開発においては,しばしば金型と母材の摩擦によるキズをはじめ,摩耗・割れ・シワ・破断・ダレ・染みなど様々なモードの不良が発生することがあり,開発スピードの遅れ等につながっている。
こうしたことから県内企業のプレス製品開発の一助となることを目的に,測定や不良解析による支援力向上を図るため,評価技術の検討および調査を行った。