令和5年度放射光利用技術研究会講演会


イベント詳細

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概要

宮城県では、令和6年に運用開始される次世代放射光施設NanoTerasu(ナノテラス)による東北地域の産業振興を目的とし、産業利用に関する放射光利用技術研究会を令和3年に発足しました。放射光施設といえば、学術研究のツールと捉えられがちですが、企業の製品開発においても大いに活用されています。
本講演会では、放射光施設に熟知している有識者をお招きして、「自社の課題解決にどのように活用するか」をテーマに、地域中小企業のエンジニア等の皆様を対象とした講演会を開催します。
是非、多くの皆様にご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。

日時・会場

日時 令和5年11月21日(火) 午後2時から午後4時45分まで

会場 TKPガーデンシティPREMIUM仙台西口 ホール8A(宮城県仙台市青葉区花京院1丁目-2-15 ソララプラザ8階)

参加費

無料

講演・要旨

講演① 「次世代放射光施設NanoTerasuのご紹介」

講師 一般財団法人光科学イノベーションセンター シニアパートナー 八木直人 氏

世界には50以上の放射光施設があり、国内にも既に8箇所に設置されており、放射光は大学や研究機関だけでなく、企業の研究者にも利用されています。放射光施設では主にX線を使いますが、各施設にはいろいろな測定装置があり、それぞれ測定できる内容が異なっています。ラボでは不可能な測定が可能であり、ラボで可能な測定でも質の高いデータが得られるため、企業の研究における問題解決に使えるケースが多くあります。来年は放射光施設が初めて白河の関を越え、仙台でNanoTerasuが稼働する年となります。これまで放射光がどのように企業の研究に使われてきたか、NanoTerasuでどのような測定が可能になるかをご紹介します。

講演② 「公設試からみたシンクロトロン光」

講師 あいち産業科学技術総合センター 共同研究支援部 杉山信之 氏

あいち産業科学技術総合センターとあいちシンクロトロン光センターは知の拠点あいちの中心機関として建設されて以来、互いに連携しつつ運営されています。本講演では、両機関の連携手段の紹介とともに、当センターが公設試験研究機関(公設試)としてあいちシンクロトロン光センターをどのように使ってきたのか、利用時の注意点、公設試の装置と相違点や得意・苦手とするところなど、測定事例を交えながら、公設試ならではの視点で放射光施設を見て感じることなどをご紹介します。

申込方法

下記の【みやぎ電子申請サービス】受付フォームよりお申し込みください。
https://www.shinsei.elg-front.jp/miyagi2/uketsuke/form.do?id=1696920927923

※入力フォームからの申込みがうまくいかない場合は、下記問い合わせ先のメールアドレスまで、
1. ご所属(会社名等)・所属部署・役職、2. お名前(ふりがな)、3. ご連絡先E-mail・TEL、4. 参加方法(会場・オンライン)、5. 今後開催のセミナー等の案内を希望する(Yes・No)、をご記入のうえ送信してください。おって確認メールをお送りします。

申込期限

令和5年11月16日(木)

主催・後援

主催 宮城県

後援 NanoTerasu利用推進協議会

その他

ご提供いただく個人情報は、宮城県の個人情報保護ポリシーに基づき管理し、本報告会に関するご連絡と今後のご案内に利用します。それ以外の目的での利用及び第三者への情報提供は致しません。

このイベントに関する問い合わせ

宮城県産業技術総合センター 企画・事業推進部 企画・知財班
TEL 022-377-8700 / E-mail itim-p@pref.miyagi.lg.jp

案内チラシ

第2回放射光利用技術研究会_案内資料