更新日: 2023年2月17日
熱可塑性プラスチックのリサイクル率向上のため,県内工場等の排出実態及びマテリアルリサイクルにおける技術的課題等の調査並びにプラスチック再生材の劣化度評価に係る研究を行った。
県内のプラスチック成形加工工場等の熱可塑性プラスチック廃棄物の排出実態及びマテリアルリサイクルにおける技術的課題等を調査した結果,プラスチック再生材の性状及び劣化度に応じた効果的かつ効率的な成形加工条件の選定方法の確立が生産現場における主な技術課題の一つであると考えられた。そのため,プラスチック再生材の性状及び劣化度の適切な評価技術の確立に向けて,汎用熱可塑性プラスチックであるポリスチレン樹脂を対象に,熱劣化度の異なる模擬的な再生プラスチック試料を作製して各種評価を行い,プラスチックの再生による物理的・化学的特性の変化及び劣化度評価に係る基礎的データ及び知見を得た。
【産業廃棄物税活用事業 令和3年度】
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