概要
最近のソフトウェア開発では新規開発の機会はほとんどなく,既存のソフトウェア資産(レガシーコード)に対する変更や機能追加を行う「派生開発」が多くなっています。その結果,短納期化や部分的な理解での作業,ソースコードが古く劣化している等,派生開発特有の状況のため,品質を確保するのが非常に難しくなっています。
本研修では,このような品質問題を改善する目的で「派生開発に特化した開発プロセスXDDP(eXtreme Derivative Development Process)」を学習します。演習では,変更要求仕様書,トレーサビリティ・マトリクス,変更設計書等の作成を予定しています。
派生開発におけるソフトウェアの品質問題でお悩みの方は,ぜひ,この機会をご利用ください。
実施要領
- パンフレット(受講案内書)のダウンロードはこちらから
- 日 時:令和5年1月11日(水) 9:00~17:00(開始30分前から受付開始)
- 講 師:古畑 慶次 氏(派生開発推進協議会 副代表/生産経営研究所 代表取締役)
- 会 場:オンライン開催
- 目 的:派生開発プロセスXDDPの基本を学習する。
- 主 催:宮城県産業技術総合センター
- 対象者: 派生開発を体系的に学びたい方(社会人)
- 前提知識:
- 簡単なプログラム(C言語)を読めると理解が進みます。
内容
- 派生開発とは何か?
- 派生開発の特徴と問題
- XDDPの基本
- 追加のプロセス
- 変更のプロセス
- 実装・テスト・公式文書
- 取り組み時の注意
- XDDPの成功事例
※演習:変更要求仕様書,トレーサビリティ・マトリクス,変更設計書の作成を予定しています。
お申し込み
受講を希望される方は,下記の受講申込書に記名・押印いただき,締切日までに到着するように,郵送にてお申し込みください。
- 受講申込書のダウンロードはこちら
- 申込締切:令和4年12月9日(金)(必着)
- 送付先
- 〒981-3206 仙台市泉区明通2丁目2番地
- 宮城県産業技術総合センター 機械電子情報技術部 情報技術開発班 担当:今井
注意事項
- 応募者多数の場合
- 早期に受付を終了させていただく場合がございます。
- 1社より多数お申し込みの場合,調整させていただく場合がございます。
- 受講が決定した場合,受講決定通知書及び受講料納入通知書を送付します。受講料を所定の金融機関(ただし,ゆうちょ銀行を除く。)にて,納入通知書に記載の期日までに納付してください。
受講,申し込みにあたってのQ&A
- Q:宮城県外の会社でも受講可能ですか?
- A:はい。可能です。詳しくはお問い合わせください。
- Q:申込の後,支払いなどはどのようにすればいいのですか?
- A:申込締切日後,1週間から10日後くらいに申込者様宛に「受講決定通知書」と「受講料納入通知書」を送付します。所定の金融機関にて,納入期限までにお支払いください。(宮城県外の方は,お近くに取扱い金融機関があるかこちらのリンク先にてご確認ください。ただし,ゆうちょ銀行では取扱いできません。) 尚,「受講決定通知書」の受け取り後のキャンセルはできませんのでご注意ください。
- Q:申し込んだ人が急に行けなくなった場合,代理で社内の他の人が受講することは可能ですか?
- A:はい。可能です。その場合は受講日前日までに連絡をお願いいたします。
- Q:受講料の支払いが社内経理の都合上,期日までには振り込めない場合はどうすれば良いですか?
- A:振込期日までに必ず事前に連絡をお願いします。
受講について
実習用パソコンについて
演習時にMS-Office(Word,Excel,PowerPoint)を使用しますので,ご準備ください。
オンラインセミナー配信システムZoom
- 実習のサポートを円滑に行うため,受講者のツール操作画面を講師や他の受講者と共有していただきます。
- ディスプレイが複数あると,より快適に受講いただけます。(Zoom用と実習用)
本イベントはオンライン会議システムZoomを使い開催いたします。WEBカメラとマイクをご準備の上ご参加ください。オンライン研修・セミナーについて
Zoomの事前準備
注意事項
宮城県産業技術総合センター 機械電子情報技術部 情報技術開発班お問い合わせ
TEL:022-377-8700
相談受付フォーム
E-mail: mest@mit.pref.miyagi.jp